【受賞事例】 | 木質バイオマスを全量燃料にするパイロコーキング技術の開発 |
【受賞者】(敬称略) | 林 潤一郎 九州大学教授(元北海道大学教授) 上杉 浩之 バイオコーク技研株式会社 代表取締役社長 |
【受賞理由】 | 九州大学の林潤一郎教授とバイオコーク技研(株)上杉浩之社長等は、バイオマスの熱分解により生成するタールをアルミナ固体の表面で迅速に分解し、バイオマスをタールフリーの燃料ガスと炭化物(バイオコーク等)に転換するパイロコーキング技術を開発した。バイオコーク等は、自重の20%以上の水素を発生させる特徴を有し、容易に安価で運べる有望な水素源として評価できる。さらに、本事例では、北海道下川町森林組合等との協力体制のもと、木質バイオマスをその集積サイトにおいて燃料として利用しながら、同時に、バイオ燃料需要地に供給可能な高品位燃料・素材も生産するコジェネレーションシステムを構築している。 産学官連携功労者表彰におけるその他の表彰(総理大臣賞等)の決定については、添付資料をご覧下さい。 |
【日時】 | 平成21年6月20日(土) 15:45~16:45 第8回産学官連携推進会議の中で開催 |
【場所】 | 国立京都国際会館(京都市左京区宝ヶ池) |